設置方法 of 太陽光発電の山本瓦工業株式会社

P1030331.JPG支持瓦工法(平板瓦)
支持瓦(和).jpg支持瓦工法(和瓦)
P1010136.JPG支持金具工法(S形瓦)
P1020577.JPG支持金具工法(金属屋根)
UNI_0508.JPG支持金具工法(スレート瓦)
PC040082.JPG支持金具工法(折半)
img_05.jpgステップバー方式(京セラ)
FMソーラー.jpg平板瓦一体型(シャープ)


P1020596.JPG

当社イチオシのお勧め設置方法「支持瓦工法」。瓦屋根の場合、当社では標準工法に設定。支持瓦はアルミダイキャスト製で瓦と同形状。よって雨漏りの心配はなく、4本のステンレスビスにてがっちり固定する為、台風や地震による負荷にもしっかり耐えます。陶器平板瓦・和瓦に対応。

P1030327.JPG

太陽光設置作業.jpg支持瓦の下にベース補強板(合板)を取付。屋根垂木にビス留めされています。
太陽光取付風景.JPG支持瓦は4本のステンレスビスでガッチリ固定。
支持瓦(和).jpg瓦に穴を開けないから雨漏り心配無し。4本のステンレスビスでガッチリ固定された支持瓦なら強風や地震にも負けません。


DSCF1530.JPG

支持瓦工法に対応していない瓦には「支持金具工法」にて設置。金具はステンレス製。「支持瓦」に比べ強度が落ちる為、支持点数(取付けする数量)は多くなりますが、正しく取付すれば十分な強度が得られます。但し、この工法は瓦を削ったり、瓦に負荷を掛けないように慎重に施工する必要があるため、取付には屋根瓦や雨仕舞の知識・技術が必要です。数多くの屋根瓦を取り外して、加工する為、屋根工事に精通した人以外が工事を行う場合は、十分気を付ける必要があります。

DSCF1534.JPG

P1010140.JPG支持金具の下にベース補強板(合板)を取付。屋根垂木にビス留めされています。
P1010147.JPG支持金具は4本のステンレスビスでガッチリ固定。
P1010152.JPG瓦を削る作業が必要。屋根瓦に精通した人が工事を行います。


P1020577.JPG

金属屋根材やスレート瓦(カラーベスト)には金具工法で取付します。
取付方法は非常にシンプルで、取付コストも瓦屋根にくらべ若干安くあがります。ただし、屋根材に直にビス穴を開けますので、金具を取り付ける屋根材やその下地の状態や劣化の程度を的確に見分けることが重要です。劣化した屋根材へそのまま取付を行うと割れなどの原因になり、雨漏りへ繋がることがあります。
つまり屋根材や屋根下地の状態を的確に判断する知識・技術が必要となります。部分交換の困難なスレート瓦(カラーベスト)や金属屋根材への取付には細心の注意を払う必要があります。

P1020575.JPG

UNI_0508.JPGスレート瓦にも同様の金具を取付します。
UNI_0518.JPG金具や架台は非常にシンプルで、取付工事も短縮できます。
UNI_0514.JPGスレート瓦専用の配線瓦。延長ケーブルはここから屋根裏へ引き込みます。

太陽光金具不良.jpg

太陽電池パネルの設置方法を説明しない業者には注意!

●複数の業者で比較検討されているお客様へ。
検討中の業者の中に、太陽光発電設置後の光熱費削減効果や経済メリットばかり説明し、事前の屋根診断(設置箇所が屋根の場合)もせず、お客様の住まいの屋根にもっともふさわしい設置方法について何も話さない業者はいらっしゃいませんか?一部の業者の中には、取付工事は外注業者まかせで、営業マンはその工法すら知らない、とにかく契約してもらうことだけを考えているとしか思えない方がいます。20年以上使用する太陽光発電システムです。 取付とアフターサービス(メンテナンス)において信頼がおける業者を選ぶことが大切です。

左・下の写真は、他の業者で太陽電池を設置後、弊社に点検の依頼があったお客様の建物の屋根瓦へ設置されていた金具を撮影したものです。支持瓦へ変更できないかというご相談を受けました。
注)掲載画像の工法が悪いというわけではありませんが、営業マンから説明もなく、アンカー方式で取付をされ、後悔されていました。

太陽光アンカー方式 (2).jpgアンカー方式1
太陽光アンカー方式 (3).jpgアンカー方式2
太陽光アンカー方式 (4).jpgアンカー方式3

トラブル事例1.JPG

トラブル事例2.JPG

トラブル事例3.jpg

太陽電池パネル設置後の雨漏り、パネルの浮き上がりなどトラブルが問題に・・・

●需要の拡大により新規参入業者が増加。全くの未経験者が「施工ID」を取得している例は数多くある。

最近、テレビの報道番組や新聞紙面で「太陽光発電のトラブル増加」という内容が多く取り上げられています。
実際に財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター窓口への「太陽光発電に関するトラブル」に関する消費者相談が急増しているようです。

太陽光発電市場の需要拡大に伴い、建築関連以外の異業種が市場に多数新規参入してきているのは事実です。「当社は施工IDを取得しています」という説明で、異業種であっても安心であるということをアピールする業者も少なくないが、太陽光メーカーが認定する「施工ID」は多くの場合、建築や屋根工事等の経験を問わず、希望者は誰でも受講できるのが現状。「施工ID」を取得する為の研修に参加してみると、「屋根に登った経験なし」「インパクトドライバーの使い方が分からない」「建築に関しては全くの素人です」という受講者も少なくない。施工実習も1~3時間程度の場合が多く、受講者が大勢の場合は1人当たりの取付実体験は数分程度の場合もある。
電気工事に関しては、IDを発行しているメーカーとそうでないメーカーもあるが、基本的には『第二種電気工事士』の免許がなければ「電気工事」そのものを行うことが法律で許されていないので、パネル設置のように未経験の素人が工事を行うことは基本的には無いはずです。

トラブルの多くは、太陽電池パネルの設置後に「雨漏りが発生」、強風によって太陽電池パネルが「浮き上がってしまった」など、明らかに「施工不良」が原因を思われものがほとんど。正しい施工が行われておらず「雨漏り」や「パネルの浮き上がり」が発生した場合はメーカー保証の対象外になるので十分注意して頂きたい

当ホームページでも実際の取付方法の写真を多数ご紹介させて頂いておりますが、太陽電池パネルを設置する架台を屋根に取り付ける場合に、下記のような作業が必要となります。
この作業を皆さんの大切なお住まいの屋根の上で、「雨仕舞や屋根の知識が乏しい未熟な作業員」に行わせますか??

●架台を屋根面に設置する為の支持瓦や支持金具を設置する作業では・・・
・支持点一箇所につき複数の瓦を一度取外し支持瓦や支持金具をとりつけます
・支持瓦や支持金具は屋根の構造材である「垂木」の位置を判別し指定のビスで固定します
・支持金具の場合、瓦が元通りに納まるように金具の厚み分をグラインダー等で研削します
・支持瓦や支持金具をビスで固定した後に最初に取り外した複数枚の瓦を元通りに復旧します
・スレートや板金葺きの屋根の場合、「垂木」の位置を判別し指定のビスで金具を固定します

◎取付方法を写真で紹介しています
◎設置業者の正しい選び方

上の写真:施工中に破損したと思われる瓦が新品に交換されないまま、モルタルのようなもので応急処置しただけの状態であった。結果、雨漏り発生。
中の写真:強風により太陽電池パネルが支持瓦(架台固定部材)ごと浮かび上がってしまった。固定不良が原因。
下の写真:支持瓦の固定ビスがすべて緩んでしまっている。ビスが屋根下地に効いていない状態で工事が終えられていた。